このページでは、仮想J字形(jv)のガイドラインを説明・定義しています。
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この記事を作成するのに参考したもの
仮想J字形の定義
※1「巨」は原則として
aj1-13714を使いますが,横棒の長さの違いが目立つ場合は,
u5de8-var-001を使います。
※2a「月」は原則として
u6708を使います。
※2b上記「月」ルールの例外です。
※3草冠ではない
ufa5d状の字形(例:
u2634b)には適用しません。
筆押さえ
「左上から右下への払い」の左上には、筆押さえは付けません(例:
u4e42-gを使い、
u4e42は使わない)。八屋根の筆押さえは付けます(例:
u516b-03を使い、
u516b-g03は使わない)。
爫/爫
原則として
u722bを使います。ただし、
cdp-8bb8を部品とする文字は例外として、
cdp-8bb8の字形を使い、
cdp-8bb8-var-007のようにはしません。
耳
u8033は右側に何かがあるかどうかで使う部品が変わります。
ただし,
u8076は上記ルールに関わらず常に
u8076-jを使います。
林/𣏟
u233dfは原則として「麻」
aj1-14044(
u9ebb)を由来とする文字のみに使い、それ以外の文字については
u6797を使います。
仮想J字形を適用するグリフ
これらのグリフには、仮想J字形を適用します。
- UCSの符号位置に接尾コード「jv」がついたグリフ(u####-jv, u2####-jv)
- CJK統合漢字拡張D→Eのグリフ(extd-#####)のうち,Jソースが存在しないもの
- CJK統合漢字拡張Fのグリフ(extf-#####)のうち,Jソースが存在しないもの
- IRG Collection 2015グリフ(irg2015-#####)のうち,簡体字特有の字形ではないもの
- IRG Collection 2017グリフ(irg2017-#####)のうち,簡体字特有の字形ではないもの
- その他、仮想J字形を使用することになっている命名のグリフ(グループ:prefix-unstableのunstable-bsh-####など)
仮想J字形を適用しないグリフ
簡体字
簡体字特有の字形(
グループ:簡体字特有の字形)が含まれている文字については、UCSの符号位置に「jv」をつけたグリフ(例:
u7eeb-jv)に仮想J字形は
適用しません。これは、将来「(符号位置)-jv」に移行されるであろうExt Gのグリフ(で簡体字特有の字形が含まれるもの)も同様です。
Jソースがある文字
- JIS漢字コード(JIS X 0212とJIS X 0213)の文字と対応する符号位置
- JIS漢字コードの文字と対応する符号位置には接尾コード「jv」をつけたグリフを作成しません。
- UCSでJソースがある符号位置
- UCSでJソースがある符号位置には、接尾コード「jv」をつけたグリフを作成しません。かわりに、その符号位置に接尾コード「j」をつけたグリフがUCSのJソースの字形に従います。かつては、規格票で
ufa5d又は
ufa5eになっている字にも
u8279を使用しており、現在もそのようになっている文字が多いですが、規格票通りの字形に修正することとします。(ノートの「Ext FのJソースの4画草冠について」を参照のこと)。
原規格分離原則(source separation rule)の適用により分離されている文字
グループ:原規格分離を参考。