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GlyphWiki:関連字

出典: フリーグリフデータベース『グリフウィキ(GlyphWiki)』

関連字とは

グリフウィキは、言い換えるとWeb外字データベースになります。さらにだれでもグリフを登録できますので、どんなグリフが登録されているかを把握するのが非常に困難です。

そこで、各グリフに必ず1つの関連字を与えることにしています。これによって文字の検索がしやすくなります。

さらにグリフウィキでは情報処理学会 試行標準 IPSJ-TS_0008 のデータを利用して、異体字の関係付けを行っています。ですので、「国」というキーワードで検索を行った際、関連字に「国」を指定するグリフだけでなく、「國」や「圀」、「囯」などの漢字を指定するグリフにも到達することができます(具体的には次項を参照)。

関連字は入力必須項目です。漢字そのもの、または「u4e00」のようなコード番号を指定してください。関連字に指定できるのはURO(u4e00-u9fff)、Ext. A(u3400-u4dbf)、Ext. B(u20000-u2a6df)、Ext. C(u2a700-u2b739)、Ext. D(u2b740-u2b81d)、Ext. E(u2b820-u2cea1)、Ext. F(u2ceb0-u2ebe0)、Ext. G(u30000-u3134a)、Ext. H(u31350-u323af)およびCJK互換領域の一部12文字のいずれかです。Unicode15.0において「CJK統合漢字」で規定されるものと一致します。

ただしUCS関連グリフ(UCS符号位置そのもの、各国・地域フラグつき、偏化変形フラグつき)には、該当するUCS文字のみを関連字とすることができます(2009年8月まではこの制限がなかったため、一部のグリフではこのルールが守られていないことがあります)。

部品のみに利用する字や、UCSとの関連付けが不能な文字については「〓」(げた 、という読みで変換すると入力できます)を指定してください。この場合、文字に関する情報がまったくありませんので、できれば「編集内容の要約」欄にその文字についての説明を記述していただけると検索性が上がります。

エイリアスグリフの関連字について

エイリアスとなるグリフに対して「〓」を割り当てるとエイリアス先のグリフに設定されている関連字が引き継がれます。またエイリアス先の関連字とは別の関連字を割り当てることも可能です。

グリフページの関連グリフについて

各グリフページには指定された関連字が表示され、同じ関連字を設定したグリフがにリストアップされます。

また、その関連字の異体字に当たる文字がに並びます(その異体字を関連字とするグリフがある場合のみ)。異体字についてはGlyphWiki:異体字をご覧ください。

合字について

「トキ」「トモ」「麿」のような合字グリフの関連字をどうするかについては思案中です。単純に関連字を1字・2字のいずれかにする方法もありますが、3字以上の合字があるのか無いのか、字数無制限にするともともとのポリシーが反映されないのではないか、といろいろ考えています。ご意見がありましたらノート(GlyphWiki-ノート:関連字)にて教えてください。

データの更新

異体字として追加してほしいペアがありましたらGlyphWiki:関連付けるべき符号位置に記述してください。毎日更新されます。