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一般に、現在行はれてゐる明朝体の字形は、康煕字典を始めとする漢字字典が正字としたものに従つてゐる。而ども、字典に正字と謂ふ所の一群は、字源的に本来有らまほしき字形を正とした者にして、中には、隋唐以来の伝統的な楷書の形と異なるの字形も鮮しとせない。此等は捏上げの字形とも言得る。
さて、そんな現在に於て、作成者はもしも明朝体の字形を作るに当り、範を求むるに字典の所謂正字を以てせず、之を求むるに隋唐以来の伝統的なる楷書に於てしてゐたら、何うなつてゐたであらうかと云ふ妄想を抱く。而して其の妄想に因て此の「もしも明朝」を企画したり。
「もしも明朝」の名は、自ら以て宜しき所に非ずと為す。而ども、他に良案を得ざれば、此の名に仮定せり。
問題は山積せり。取敢へず、
でせうか……。
取敢へず何の脈絡も無しに思つく儘に並べてみます。
受(u53d7-itaiji-001) 明(u7700) 天(u5929-t) 高(u9ad9) 吉(u20bb7) 虎(u4e55) 崎(ufa11) (u5d5c) 柳(u6801) 走(u8d71) 橋(unc-099) (u2363a)(u2363a-ue0101) 顛(u985b)
教(u6559) 真(u771f) 者(u8005) 青(u9752) 黙(u9ed9) 戸(u6238) (u6237) 来(u6765) 歩(u6b69) 肉(u8089)